上顎第二小臼歯の深い虫歯に対しCERECでセラミック修復を行った例
こんにちは、都筑ふれあいの丘駅前、みつい歯科クリニック院長の三井です。
今回は深い虫歯に対しCERECでセラミック修復を行った例をご覧下さい。
患者さんは都筑区にお住まいの10代の女性の方で、虫歯治療を希望して来院されました。
口腔内所見としては、左上第二小臼歯に以前に行われた充填物があり、その横に穴があいています。
レントゲン写真では以前の充填物がかなり大きく、神経に近接している様に見えます。
以前の充填物を除去するとかなり大きく歯質を失っていることがわかります。
慎重に虫歯の除去を行い、歯肉からの出血をコントロールした後、
一旦CR(コンポジットレジン:光で硬化する樹脂製の歯科材料)で充填し、経過観察を行いました。
10代の患者さんですので、本人、保護者の方も交えて修復方法をご相談させていただき、
CERECでセラミック修復を行うこととしました。
痛み・凍み等不快症状がないことを確認して、
CERECで製作したセラミック修復物を製作し、口腔内に装着しました。
カリエス除去時とセラミック修復時の比較です。
カリエス除去時
セラミック修復時
かなり大きな虫歯でしたが、神経を保存し、口腔内で物性の安定したセラミック
修復物を装着することができました。
横浜市都筑区 都筑ふれあいの丘駅前の歯科医院 みつい歯科クリニック
深い虫歯・神経に近い虫歯の神経を残す処置について2(HYc・保険診療)
こんにちは、都筑ふれあいの丘駅前、みつい歯科クリニック院長の三井です。
今回は深い虫歯に対して神経を残す処置を行った例をご覧下さい。
患者さんは都筑区にお住まいの70代の女性の方でした。
数日前から奥歯に違和感を感じてらしたそうです。
肉眼ではメタルインレー(金属の詰め物)の横に穴があいています(赤い矢印)。
レントゲン写真では白く写っている金属の下に黒い透過像が見られます(緑の点線部分)
メタルインレーを除去すると中はかなり大きな虫歯です。
う蝕検知液で軟化象牙質を染出し、除去してゆきます。
虫歯の除去を進めてゆくと、かなり神経に近いところまできました。
処置前に自発痛(何もしなくてもズキズキと痛む)がなかったので、神経を保護する薬剤を塗布し、仮埋めを行いました。メタルインレー除去時の写真
と比較するとかなり大きく歯質を失っていることがわかります。
神経を保護する薬剤としては以前にセラカルLCについてご紹介させていただきました。
(セラカルLCについてはこちらのページをご覧下さいhttps://www.mitsuishika.com/case/post-43/)
今回はHYcという薬剤を使用しました。HYcはタンニン・フッ化物合材です。
タンニンとフッ素の作用で虫歯の細菌を殺菌し、軟化象牙質の再石灰化を
促進することで、深い虫歯でも神経を取らないですむ可能性が高くなります。
セラカルLCやHYcを使用したからといって必ず神経を残せる訳ではありません。
残念ながら神経を取らなければならない時もありますが、可能な限り
神経を残すよう心がけています。
今回ご覧いただいた処置内容はすべて健康保険の範囲内で行っています。
横浜市都筑区 都筑ふれあいの丘駅前の歯科医院 みつい歯科クリニック
右下第一大臼歯大臼歯のカリエスとメタルインレーに対しCERECでセラミック修復を行った例
こんにちは、都筑ふれあいの丘駅前、みつい歯科クリニック院長の三井です。
今回は下顎右側大臼歯のカリエス(虫歯)治療を行い、
メタルインレー(金属製の詰め物)をCERECで製作したセラミック修復物に置き換えた例をご覧下さい。
都筑区在住、40代の女性の患者さんでした。当院へは検診を希望されて来院されました。
お口の中は若干の歯茎の腫れや出血は見られますが、大きな虫歯等は無いように見えました。
口腔内写真1でも大きな問題は無いように見えます。
しかし拡大鏡装着下で見ていくと口腔内写真2のように何やら怪しい所が見えてきます。
患者さんにカリエスの可能性が高い旨を説明し、メタルインレーの除去を行いました。
カリエスが疑われた部位(左の写真、赤い丸の部分)だけでなく、別の部位(左の写真、青い丸の部分)にもカリエスが見られます。
カリエスを除去すると隣の第二大臼歯にもカリエスがあることがわかります(右の写真、緑の丸の部分)。
第二大臼歯のカリエスをCR(コンポジットレジン:光で硬化する樹脂製の歯科材料)で充填した後、第一大臼歯はCRでビルドアップし、経過観察としました。
無いことを確認し、セラミック修復物を装着しました。
治療前とセラミック修復時の比較です。
患者さんは再び虫歯になる可能性が低い事にメリットを感じてCERECを選択されたのですが、
見た目の美しさにもご満足いただけたようで、大変喜んで頂けました。
横浜市都筑区 都筑ふれあいの丘駅前の歯科医院 みつい歯科クリニック
ホワイトニング ビフォー・アフター
こんにちは、都筑ふれあいの丘駅前、みつい歯科クリニック院長の三井です。
今回はホワイトニングの施術前・後の比較をご覧いただきたいと思います。
ホワイトニングを希望された患者さんは港北区にお住いの50代の女性の方でした。
ホワイトニングにはいくつか種類があるのですが、患者さんと相談した結果、
今回はオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するデュアルホワイトニングを行うことになりました。
(ホワイトニングの種類・説明はこちら:https://www.mitsuishika.com/esthe.html)
ホワイトニング 施術前
ホワイトニング 施術後
ホワイトニング施術前と施術後の写真を合成してみました。
真ん中の黒い線の左がホワイトニング施術前、右がホワイトニング施術後です。
歯が白く明るくなっていることがわかります。
ホームホワイトニング用マウスピース
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するデュアルホワイトニングなので、
今後ホームホワイトニングで白さの維持を行ってゆきます。
ホワイトニングの費用は
オフィスホワイトニング(上下顎計16〜20歯、約90分):¥15,000
ホームホワイトニング(上下顎マウスピース+薬剤4本):¥30,000
デュアルホワイトニング(オフィスホワイトニング+ホームホワイトニング):¥45,000 ですが、¥10,000ディスカウントして¥35,000
となります。
お問い合わせ、ご相談はお気軽に。
横浜市都筑区 都筑ふれあいの丘駅前の歯科医院 みつい歯科クリニック
補綴物(かぶせ物)の交換で審美性の改善を得られた例
こんにちは、都筑ふれあいの丘駅前みつい歯科クリニック院長の三井です。
今回は補綴物(かぶせ物)の交換を行い、審美性の改善を得られた例をご覧下さい。
患者さんは都筑区にお住まいの40代の女性の方でした。
かぶせ物の色が合っていなくて気になるとのことで来院されました。
写真の歯のどれかに当院で製作した補綴物が装着してあるのですが、お判りになるでしょうか?
正解は・・・③の犬歯でした。
補綴物交換前の写真をご覧下さい。
処置前後の比較です。
処置前
処置後
今回ご覧いただいた補綴物はART JUSTICE dental studio 福島光高氏によるものです。
福島氏は世界でも一流の技術を持った一部の歯科技工士のみ加入を許された
国際機関【Dental Technicians Guild】に名を連ねる国内有数の歯科技工士です。
補綴物(被せ物)製作に際して、福島氏とは綿密に連絡をとりあい、
お互いに納得のいく妥協のない補綴物を製作しています。
お問い合わせ・ご相談はお気軽に。
横浜市都筑区 都筑ふれあいの丘駅前の歯科医院 みつい歯科クリニック