深い虫歯に対し神経を保護し、CR(コンポジットレジン)で修復した例(保険診療)
こんにちは、都筑ふれあいの丘駅前、みつい歯科クリニック院長の三井です。
今回は深い虫歯に対し、神経の保護を行った後、
CR(コンポジットレジン:光で硬化する樹脂製の歯科材料)で修復した例をご覧下さい。
患者さんは都筑区にお住まいの20代の女性の方でした。虫歯の治療を希望されて当院に来院されました。
口腔内所見としては左上第一小臼歯・第二小臼歯が治療途中の状態になっています。
患者さんにお話を伺うといつからこの状態か覚えていないとの事でした。
現在の状態は仮埋めのセメントが充填されている状態だと思われます。
仮埋め状態で長期間放置してしまうと、仮に充填してあるセメントの下が虫歯になってしまいます。
麻酔下でセメントを除去すると下はやはり虫歯になっており、
虫歯を除去するとかなり大きく歯質を失ってしまっています。
かなり大きく、神経に近いところまで歯質を失ってしまっているので、神経を保護する目的で薬剤
(HYc:HYcについてはこちらhttps://www.mitsuishika.com/case/post-58/:)の塗布を行いその後CRを充填し、歯冠修復を行いました。
カリエス除去時とCR充填完了時の比較です。
深い虫歯でしたが、神経を取らずに修復することができました。
今回ご覧いただいた内容は全て健康保険の範囲内で行っています。
横浜市都筑区 都筑ふれあいの丘駅前の歯科医院 みつい歯科クリニック
045-482-4346
上顎第二小臼歯の深い虫歯に対しCERECでセラミック修復を行った例
こんにちは、都筑ふれあいの丘駅前、みつい歯科クリニック院長の三井です。
今回は深い虫歯に対しCERECでセラミック修復を行った例をご覧下さい。
患者さんは都筑区にお住まいの10代の女性の方で、虫歯治療を希望して来院されました。
口腔内所見としては、左上第二小臼歯に以前に行われた充填物があり、その横に穴があいています。
レントゲン写真では以前の充填物がかなり大きく、神経に近接している様に見えます。
以前の充填物を除去するとかなり大きく歯質を失っていることがわかります。
慎重に虫歯の除去を行い、歯肉からの出血をコントロールした後、
一旦CR(コンポジットレジン:光で硬化する樹脂製の歯科材料)で充填し、経過観察を行いました。
10代の患者さんですので、本人、保護者の方も交えて修復方法をご相談させていただき、
CERECでセラミック修復を行うこととしました。
痛み・凍み等不快症状がないことを確認して、
CERECで製作したセラミック修復物を製作し、口腔内に装着しました。
カリエス除去時とセラミック修復時の比較です。
カリエス除去時
セラミック修復時
かなり大きな虫歯でしたが、神経を保存し、口腔内で物性の安定したセラミック
修復物を装着することができました。
横浜市都筑区 都筑ふれあいの丘駅前の歯科医院 みつい歯科クリニック
深い虫歯・神経に近い虫歯の神経を残す処置について2(HYc・保険診療)
こんにちは、都筑ふれあいの丘駅前、みつい歯科クリニック院長の三井です。
今回は深い虫歯に対して神経を残す処置を行った例をご覧下さい。
患者さんは都筑区にお住まいの70代の女性の方でした。
数日前から奥歯に違和感を感じてらしたそうです。
肉眼ではメタルインレー(金属の詰め物)の横に穴があいています(赤い矢印)。
レントゲン写真では白く写っている金属の下に黒い透過像が見られます(緑の点線部分)
メタルインレーを除去すると中はかなり大きな虫歯です。
う蝕検知液で軟化象牙質を染出し、除去してゆきます。
虫歯の除去を進めてゆくと、かなり神経に近いところまできました。
処置前に自発痛(何もしなくてもズキズキと痛む)がなかったので、神経を保護する薬剤を塗布し、仮埋めを行いました。メタルインレー除去時の写真
と比較するとかなり大きく歯質を失っていることがわかります。
神経を保護する薬剤としては以前にセラカルLCについてご紹介させていただきました。
(セラカルLCについてはこちらのページをご覧下さいhttps://www.mitsuishika.com/case/post-43/)
今回はHYcという薬剤を使用しました。HYcはタンニン・フッ化物合材です。
タンニンとフッ素の作用で虫歯の細菌を殺菌し、軟化象牙質の再石灰化を
促進することで、深い虫歯でも神経を取らないですむ可能性が高くなります。
セラカルLCやHYcを使用したからといって必ず神経を残せる訳ではありません。
残念ながら神経を取らなければならない時もありますが、可能な限り
神経を残すよう心がけています。
今回ご覧いただいた処置内容はすべて健康保険の範囲内で行っています。
横浜市都筑区 都筑ふれあいの丘駅前の歯科医院 みつい歯科クリニック
右下第一大臼歯大臼歯のカリエスとメタルインレーに対しCERECでセラミック修復を行った例
こんにちは、都筑ふれあいの丘駅前、みつい歯科クリニック院長の三井です。
今回は下顎右側大臼歯のカリエス(虫歯)治療を行い、
メタルインレー(金属製の詰め物)をCERECで製作したセラミック修復物に置き換えた例をご覧下さい。
都筑区在住、40代の女性の患者さんでした。当院へは検診を希望されて来院されました。
お口の中は若干の歯茎の腫れや出血は見られますが、大きな虫歯等は無いように見えました。
口腔内写真1でも大きな問題は無いように見えます。
しかし拡大鏡装着下で見ていくと口腔内写真2のように何やら怪しい所が見えてきます。
患者さんにカリエスの可能性が高い旨を説明し、メタルインレーの除去を行いました。
カリエスが疑われた部位(左の写真、赤い丸の部分)だけでなく、別の部位(左の写真、青い丸の部分)にもカリエスが見られます。
カリエスを除去すると隣の第二大臼歯にもカリエスがあることがわかります(右の写真、緑の丸の部分)。
第二大臼歯のカリエスをCR(コンポジットレジン:光で硬化する樹脂製の歯科材料)で充填した後、第一大臼歯はCRでビルドアップし、経過観察としました。
無いことを確認し、セラミック修復物を装着しました。
治療前とセラミック修復時の比較です。
患者さんは再び虫歯になる可能性が低い事にメリットを感じてCERECを選択されたのですが、
見た目の美しさにもご満足いただけたようで、大変喜んで頂けました。
横浜市都筑区 都筑ふれあいの丘駅前の歯科医院 みつい歯科クリニック
着色・歯石の除去(歯のクリーニング) ビフォー・アフター(保険診療)
こんにちは、都筑ふれあいの丘駅前、みつい歯科クリニック院長の三井です。
今回は歯石と着色の除去(歯のクリーニング)の処置前・処置後の比較をご覧下さい。
患者さんは都筑区在住の60代の女性の方でした。
もう15年くらい歯科を受診されていないそうです。
ご主人が当院にかかられておりご主人のすすめで当院を受診されました。
口腔内を拝見すると、歯石の沈着と着色が認められます。
処置後の写真です。
処置前・処置後の比較です。
上顎前歯部 処置前
上顎前歯部 処置後
下顎前歯部 処置前
下顎前歯部 処置後
お口の中がさっぱりして、歯がつるつるして気持いいいと喜んでいただけました。
今回ご覧いただいた内容はすべて健康保険の範囲内で行っています。
横浜市都筑区 都筑ふれあいの丘駅前の歯科医院 みつい歯科クリニック
045-482-4346